運輸署による車のナンバープレートの競売会が5日、香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで開催された。8月8日付香港各紙によれば、同日売り出されたナンバーは180個。このうち落札されたのは129個で、落札総額は238万7000ドルに上った。しかし、51個には買い手がつかなかったという。競売では毎回、語呂合わせが良いナンバーやげんを担いだナンバーが人気となる。今回は売り出されたナンバーのうち、「D0HCVTEC」「HK0K」「J0 UNUN」に注目が集まった。中でも最も高値が付いたのが「HK0K」で、底値の1000ドルから売り出されたが、最終的に17万ドルで落札された。「香港OK」とも解釈できることから人気を呼んだようだ。次に高額だったのは「X HH X」で、落札価格は9万5000ドルだった。この競売では、12カ月以内に落札者が自身の名前で登記している車両に落札したナンバーを付けなければいけない決まりがあるが、過去には大変価値の高いナンバーを落札したにもかかわらず放置したため資格を失った例もあるという。

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