中国共産党の創設100周年と返還24周年を迎えた7月1日、特区政府は国旗・区旗掲揚式と記念レセプションを開催した。2日付香港各紙によると、李家超・行政長官代行はレセプションのスピーチで「過去24年、中央は一貫して香港で1国2制度の実現を徹底してきた。2019年下半期に始まった暴力デモ、そして反中乱港勢力が選挙制度の抜け道を利用し政府の施政をまひさせ統治権を奪おうを企図し、香港は前代未聞の試練に直面した。だが中央の1国2制度に対する初心は揺るがず、立憲政治体制の面から香港のために問題を解決し、香港版国家安全法と特区選挙制度の改善を制定した」と述べ、香港に安全が戻り、正常な市民生活が回復し、経済発展を再開できると指摘した。式典には行政会議召集人の陳智思氏や、北京に赴かなかった局長ら、中央政府の駐港機関代表らが出席したほか、曽蔭権(ドナルド・ツァン)元行政長官も参列した。
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