林鄭月娥・行政長官は5月31日、香港特区成立25周年を記念して政府や民間で行われる一連のイベントを発表した。同日の香港メディアによると、慶祝香港特区成立25周年督導委員会は、政府が同時から2本のプロモーションビデオの放映を開始したと発表。返還25周年記念イベントのフェースブックページとインスタグラムのアカウントも同日から始まった。ビデオのうち1本は香港電台(RTHK)が製作した香港特区成立25周年のテーマソングで、曲名は『前』。国家が香港のために新たな契機をもたらすことを表現したもので、若者がチャンスをつかみ、協力して香港が長期的に繁栄と安定を維持した上で前進するという内容で、香港と中国本土の歌手28人が歌っている。記念イベントには文化芸術、レジャー、美食、各種テーマのセミナーが行われる。ただし最近も新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の集団感染が発生していることから7月1日の花火大会は中止となり、香港政府観光局(HKTB)の「幻彩詠香江」(シンフォニー・オブ・ライツ)特別版が行われる。
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