退職警官が2019年に11回にわたって家政婦を強姦した事件の裁判が開始された。11月20日付香港各紙によると、被告は65歳で、わいせつ、強姦、司法の公正妨害の13件の罪で起訴された。沙田法院(地裁)で19日に初公判が行われ、次の公判は28日に東区法院(地裁)で行われる。わいせつ罪について被告は18年12月に烏渓沙村の住宅の台所で被害者の女性にわいせつ行為をはたらいた。11件の強姦罪については、19年1月から11月まで烏渓沙村、馬鞍山利安邨の住宅で被害者を強姦した。司法の公正妨害については、19年12月から20年2月まで被害者にSNSを送って刑事訴訟を停止するよう扇動・誘発した。被害者は信仰の関係から妊娠した子供を出産し、すでに香港を離れたが、香港に戻って供述する意向だ。
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