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香港―政治

逃亡犯条例の改正反対デモ2周年

逃亡犯条例の改正反対デモによる警官隊との衝突が発生して2周年を迎えた6月12日、銅鑼湾と旺角で違法集結が呼びかけられた。同日の香港メディアによると、警察は1000人を超える警官を配備し警戒に当たった。銅鑼湾では夜に入った後も平穏なムードを保ち、デモ隊や群衆の集まりは見当たらなかった。にわか雨が降ったため通常の土曜日に比べて人通りは少なかった。警察はそごう周辺の東角道に立ち入り禁止テープを張って封鎖し、黒い服を来ている市民が怡和街とヘネシーロードで立ち止まっている場合は職務質問を行った。一方、旺角では午後7時ごろ、アーガイルロードなどで路上にゴミ箱を倒すなどで交通を妨害する者が現れた。香港職工会連盟(職工盟)と医院管理局員工陣線のメンバーは午後から旺角道歩道橋で拡声器を使って政治的要求を表明してビラを配っていた。午後5時半ごろになると警察が立ち入り禁止テープを張ってメンバーらに職務質問を行った。午後8時には同じ場所で学連と嶺南大学学生会の代表4人がビラを配っていた。

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