立法会での逃亡犯条例改正案の可決を支持する「保公義●修例大連盟」が実施しているネットでの署名は6月10日午前1時半までに82万人余りに達した。
同日付『文匯報』によると、同連盟は工商業、専門業界、青年、低所得層など各界代表によって設立され、支持団体は335団体に拡大した。同連盟のメンバー20人余りは9日、特区政府本庁舎前で記者会見を行い、同日正午までに集まった71万3163人の署名とともに政府の条例改正を支持する陳情書を特区政府保安局の区志光・局長に渡した。その後、10日午前1時半までに署名は82万8483人となり、わずか半日で10万人余りの署名が集まった。署名活動は4月16日に始まり、信用力と透明性を確保するため13万6000人の無効署名を削除している。
同連盟の黄英豪・召集人は2カ月弱の間に80万人以上の署名が集まったことについて「幅広い香港市民が条例改正を支持し、法律の抜け道を塞ぎ香港社会が『犯罪者の天国』にならないことを望んでいる」と指摘したほか、民主派は改正による市民への影響を深刻に誇張していると批判。「今回の改正は深刻な罪の逃亡犯だけに対するもので、99.99%の市民は影響を受けない」と述べた。【●=手へんに掌の手の部分が牙】

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