香港警察は8月25日、昨年からの逃亡犯条例改正をめぐるデモ活動などの騒動の逮捕者統計を発表した。同日の香港メディアによると、昨年6月9日から今年8月15日までに逃亡犯条例改正騒動で逮捕された人は9672人。うち起訴されたのは2093人で、すでに司法プロセスが完了したのは471人。約85%の被告は法的責任を負うこととなった。起訴された者の容疑のうち最も多いのは「暴動」の663人、次いで「違法集結」が332人、「攻撃性の武器を所持」が322人となっている。警察は「市民は社交距離を保つ必要があるが、さらに必要なのは罪悪との絶対的距離を保つこと」と呼びかけた。
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