中国本土では新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)が流行して以降で最初の大型連休となった国慶節(建国記念日)連休に多くの観光地で入場券が売り切れとなった。10月5日付香港各紙によると、文化・旅遊部データセンターの推計では1~4日の全国のインバウンド旅行客4億2500人、観光収入は3120億元に上った。今年の国慶節連休の旅行客は5億5000万~6億人に上ると予測している。外国ではコロナ流行が抑制されていないことから本土住民が海外旅行を放棄し国内にとどまって消費したため、国内旅行が大賑わいとなった。北京市の八達嶺長城、四川省の峨眉山、西安市の秦始皇帝陵博物館では入場券が完売となった。
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