香港と中国本土の政治・経済・社会ニュースを日本語で速報します
香港―社会

違法輸入の医薬品、押収額が昨年超え

香港税関は過去2週間に落馬洲出入境管理所で有効な輸入許可証のない医薬品の輸入を42件摘発し、合計1840カートンの医薬品を押収した。10月8日付政府公報によると、9月30日に発表された事件と合わせて10月6日までに押収された違法輸入の医薬品は市価約1780万ドル相当に上り、これは昨年通年の押収総額1550万ドルを上回っている。 また、この一連の摘発で20人が逮捕された。当局が9月22日から10月6日に摘発したトラック15台から見つかった貨物には、1781万錠の下剤、14万3000錠の鎮痛薬、9万5000錠の肝油薬、3万6000錠の胃腸薬、1万8000錠のインフルエンザ薬など、100種類以上の薬が含まれていた。このほか、押収品の中には抗アルコール薬、鎮痛パッチ、インフルエンザ顆粒、皮膚炎軟膏、胃薬、液体点鼻薬、喉スプレー、抗真菌薬、アレルギー性鼻炎薬、点眼薬もあったという。一連の摘発のうち、押収品の総額が最も多かったのは10月1日の案件。液体点鼻薬、鎮痛パッチ、インフルエンザ顆粒を含む約340万ドル相当の医薬品が押収された。

今なら無料 日刊香港ポストの購読はこちらから
香港メールニュースのご登録

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから