中央港澳工作領導小組弁公室と国務院香港マカオ弁公室は、初めて両弁公室の名義で「求是網」のウェブサイトに論説を掲載し、中央政府が香港の選挙制度を改善しなければならない理由を説明した。4月17日付香港各紙によると、論説では逃亡犯条例の改正をめぐる騒動は実質的に香港版「カラー革命」であり、反中乱港勢力とその背後にある外部勢力が香港の統治権を奪い、香港だけでなく中国本土をも混乱させる企てと言及した。中央政府は特区政府が黎智英氏、戴耀廷氏、黄之鋒氏ら反中乱港分子の犯罪行為を法に基づいて追及し、教育やメディアの分野で物事を正す作業を推進することに支持を表明。香港の統治権をめぐる反中乱港勢力と愛国愛港勢力の闘争が依然として激しいため、香港の従来の選挙制度の抜け道や欠陥を修正することは香港の政権の安全と政治の安全を確保するという逼迫した課題でもあり、香港の選挙制度を改善して反中勢力が香港の統治権を奪うための制度的ルートを断ち切る必要性を強調している。

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