来る１１月１９日に月が地球の影に隠される「部分月食」が起こり、香港でも観察できるという。天文台によると、今年月食が見られるのはこれが２回目で、５月２６日には「皆既月食」が観察できた。今回、部分食が始まる時点ではまだ日没になっておらず、月は地平線より下にある。このため月は欠けた状態で上ってくる「月出帯食」になるという。月の出は１７時３８分、月が丸く元に戻るのは１８時４７分、月食の全過程が終わるのは２０時０６分だ。月食が起きている間は、香港の大部分の地域の障害物のない場所で東北東の方角の空を見上げると観察できる可能性が高い。天文台と太空館（スペースミュージアム）では月食の様子をウェブを通じて生配信するので、利用するとよい。この次に香港で月食が観察できるのは２０２２年１１月８日だという。
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