旧暦1月2日の「車公誕」に当たる2月18日、郷議局の劉業強・主席が香港の平穏を祈り、新界沙田区にある車公廟で恒例のおみくじを引いた。同日の香港メディアによると、引いたのは第22番「中吉」で、2018年から続く中吉はこれで9年連続となった。同日の香港メディアによると、籤文は「刻木之夫不可親 當於善惡上觀人 但凡見利莫忘義 須向仁中慮不仁」(木を刻むがごとき夫は親しむ可からず、善悪によって人を観るべし。利を見て義を忘るることなかれ、仁に向かいて不仁を慮らざるべからず)。解釈は「万事に心を用いよ。体は無事。家はまずまずの吉。病は差し支えなし。金運は半ば叶う。縁談はまとまる」とされている。
劉氏はマスコミに対しおみくじの文を次のように解説した。「『木を刻むの夫は親しむ可からず、當に善悪の上に於いて人を觀るべし』は、何事も古いやり方に固執せず、革新を起こすべきだという意味だ」。そして北部都会区は今後10年の黄金期であり、香港の長期的な発展にとって重要なプラスの役割を果たすと考え、これまでのやり方に固執してはならないと述べた。劉氏は、香港は2019年の暴動や数年にわたる新型コロナウイルス流行の試練を経て、現在は経済活動が活力を取り戻しつつあると指摘した。香港は現在、経済の変革期にあり、金融市場は明らかに好転し、全体的な経済活動は徐々に正常に戻っていると表現した。今回のおみくじについて、劉氏個人としては「かなり良い」兆しだと見ているという。
劉氏は特に、革新的技術と人工知能(AI)が新たな経済を牽引する重要な原動力になると強調した。香港は従来の観光、貿易、金融、不動産業に加え、今は科学技術革新の要素を取り入れており、北部都会区の開発が飛躍的に進み、革新的な思考で香港の経済成長を促進し、5%から6%の成長率達成を目指すとの期待を示した。なお全96本のくじの内訳は、上籤(大吉)35本、中籤44本、下籤(凶)17本で、中籤が出る確率が最も高くなっている。
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