天文台によれば、南海北部の海面温度が平年より高かったことから、今年8月は非常に暑く、1884年から始まった観測史上、酷暑日が最も多い8月だったという。9月2日付政府公報によると、8月の平均気温は平年の28・6度より0・4度高い29度。酷暑日は16日あり、8月の記録としては最多となった。また、今年に入ってからずっと気温が高めの傾向にあり、1~8月の酷暑日は累計43日で、2016年の同38日を超え過去最多。平年が同32・8日であるのに比べ非常に多いという。熱帯夜も1~8月の累計が46日で、19年の記録と並んだ。特に6~8月は過去の同期間と比べ最も暑くなった。6~8月の最低気温、平均気温、最高気温の平均値はいずれも過去最高を記録。平均最低気温は27・7度、平均気温は29・6度で、平均最高気温は32・6度だった。

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