武漢で発生した原因不明の肺炎は1月6日までに59件に上った。同日の香港メディアによると、59件のうち7人が重症患者だが、当局はすでに重症急性呼吸器症候群(SARS)の疑いを排除し、引き続き病源を調査している。
香港では同日、医院管理局に武漢から香港に到着した人から肺炎疑い例が6件報告された。公立病院では昨年12月31日から計21件の関連疑い例が衛生署に報告されており、うち7人がすでに退院した。
特区政府食物及衞生局の陳肇始・局長は5日、衞生防護中心が監測範囲を拡大したと表明。陳局長は香港市民に対し、個人の衛生に注意し、中国本土に赴いた際に肉類を扱う街市に入ったり、野生動物を食するのは避けるよう呼び掛けた。

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