香港のアカデミー賞といわれる「香港電影金像奨（Hong Kong Film Award）」のノミネート作品が２月１４日、発表された。第４３回を迎える今年も主要タイトルである作品賞や監督賞をはじめ、計１９部門から最優秀賞が選ばれることになっている。今年最も多くの部門でノミネートされたのは、“香港版『おくりびと』“ともいえる黄子華（ダヨ・ウォン）主演の『破・地獄（ラスト・ダンス）』。作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞など１８部門でノミネートされた。また、古天楽（ルイス・クー）らが主演し日本でも大ヒットしている『九龍城寨之圍城（トワイライト・ウォリアーズ決戦！九龍城砦）』は１４部門に、劉青雲（ラウ・チンワン）が妻と娘を殺害した息子の父親を演じた『爸爸（お父さん）』は１１部門に、それぞれノミネートされている。授賞式は４月２７日に行われる予定だ。
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