特区政府は11月に国際金融投資サミットと香港セブンスという2つの国際イベント開催を準備している。9月4日付香港各紙によると、陳茂波・財政長官は「政府は海外からの入境の防疫措置緩和を検討している」と述べ、ゴールドマンサックス、シティバンク、JPモルガンの幹部などサミットに出席する銀行家に入境隔離の免除を提供する計画を明らかにした。だが『ウォール・ストリート・ジャーナル』は一部の招待を受けたゲストが「特別優待」を受けるのを拒否していると報道。特別な待遇を受ければマイナスの評判を招き対外イメージに影響することを懸念しているという。特にこれら金融機関の香港駐在員や社会の大多数の人が3日間の隔離を受けている状況では不満をもたらすとみられる。これら幹部はサミットに参加する意向ではあるが、現在の入境制限が続くのであれば来港しないという。
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