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香港―経済

金融管理局、市場介入112億ドル

香港ドル相場が再び対米ドル・ペッグ制の許容変動幅の下限である1米ドル=7.85ドルに触れたため、香港金融管理局(HKMA)は6月22日に香港ドル買いの市場介入を行った。23日付香港各紙によると、HKMAは22日に約112億4900万ドルの香港ドル買い、米ドル売りを実施。これにより銀行間市場の資金流動性を表すアグリゲートバランス(MKMA決済性預金残高)は23日に約2418億8800万ドルにまで減少する。HKMAは今年に入ってから計13回の香港ドル買い介入を実施しており、アグリゲートバランスは計約956億9900万ドル減少した。アグリゲートバランス収縮により香港ドル金利は上昇し、1カ月物の香港銀行間金利(HIBOR)は22日に12日連続で上昇し、0.70625%にまで上昇。2020年6月9日以降で最高となった。

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