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香港―経済

金融管理局が1日3回の市場介入

香港ドル相場が再び対米ドル・ペッグ制の許容変動幅の下限である1米ドル=7.85ドルに触れたため、香港金融管理局(HKMA)は24時間以内に3回にわたり香港ドル買いの市場介入を行った。6月16日付香港各紙によると、HKMAは14日、香港取引時間に約43億9600万ドル、ニューヨーク取引時間に約92億5500万ドル、15日の香港取引時間に117億7500万ドルの香港ドル買いを実施。累計介入額は254億2600万ドルに上った。これにより銀行間市場の資金流動性を表すアグリゲートバランス(MKMA決済性預金残高)は17日に2945億6200万ドルにまで減少する。また香港銀行間金利(HIBOR)は15日に上昇し、住宅ローンに関連する1カ月物HIBORは0.5%を超え、2020年9月24日以降で最高となった。

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