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香港―社会

銀行員が詐欺加担、日本人投資家も被害

犯罪組織による偽造書類作成に加担していた銀行員2人に8月6日、懲役3年の有罪判決が言い渡された。香港メディアによると、汚職を取り締まる独立機関の廉政公署(ICAC)の捜査により明らかになったのは巧妙な手口だ。偽造された銀行の書類は複数の企業が保有する銀行口座に総額370億香港ドルを超える資産があるように見せかけるものだった。これを利用し、当該企業が関与していると称するアフリカでの投資プロジェクトを名目に、複数の日本人投資家から約4億円(2840万香港ドル相当)を騙し取ったという。

これまでに5人が起訴されており、そのうちスタンダードチャータード銀行の元リレーションシップ・マネージャー2人に対し、区域法院(地裁に相当)でそれぞれ懲役3年の判決が言い渡された。一方、スタンダードチャータード銀行の別の元リレーションシップ・マネージャーと、自営業の金融コンサルタントも、これまでに詐欺共謀の罪(計3件)について有罪を認めている。また、共犯者であるADFキャピタル・リミテッドのマネジャーは、裁判を経てマネーロンダリング(資金洗浄)の罪(1件)で有罪判決を受けた。これら3人には9月30日に量刑が言い渡されることになっている。

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