香港警察は先ごろ、香港島湾仔区でスリ摘発パトロールを実施した。香港メディアによると、８月２２日に銅鑼湾（コーズウェイベイ）のパーシバルストリートで警官が怪しい動きをしている女を発見し監視を強化。女がある商店の中でスリをしようとしているところを現行犯逮捕した。容疑者は６１歳の中国本土籍の女だ。その後、警察が付近の防犯カメラに残っていた大量の映像を調べたところ、同容疑者が今年７月から８月にかけて同じエリア内で発生したスリ事件の中で少なくとも３件に関与していることが判明した。盗んだ物品は主に財布、現金、身分証、クレジットカードなどで、被害総額は１万２０００ドルに上るという。手口については公表されていないが、休暇シーズンには繁華街や人混みに本土や海外からの出稼ぎ盗人が紛れていることも多々あるので、携行品の安全に留意したい。
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