銅鑼湾の書局街にファイヤードラゴンの文化風俗を伝える「大坑火龍文化館」がオープンし、6月11日に開幕式が行われた。12日付香港各紙によると、「大坑火龍文化館」が設置された場所にはもともと清代末期に創立した「孔聖義学」があった。大坑ファイヤードラゴンはすでに100年以上の歴史を持ち、第3陣の国家級非物質文化遺産に指定された。「大坑火龍文化館」の開設によって大坑ファイヤードラゴンは香港で初めて展示館が設置された非物質文化遺産となり、大坑ファイヤードラゴンの風俗を伝承・発展させることにつながる。新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行前、大坑ファイヤードラゴンは毎年中秋節に行われる伝統イベントだった。「大坑火龍文化館」の館内には展示スペースがあり、大坑ファイヤードラゴンの歴史、起源などを紹介しているほか、大坑ファイヤードラゴンをテーマにした中華・西洋レストラン、教育・体験ワークショップなどが設置されている。
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