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香港―経済

銅鑼湾の翠華餐庁が暫定休業

新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)が香港に蔓延していることから飲食業界ではそれぞれの形で対応している。

2月18日付『星島日報』によると、翠華餐庁や富臨酒家などの多くの飲食チェーンが一部支店を暫定休業にしている。翠華は銅鑼湾駱克道の店舗をすでに休業。入り口には「昨今、新型肺炎の流行状況が深刻化していることから、顧客と職員の健康と安全を保障するため、新型肺炎の流行が抑制されるまで暫定的に営業を停止することを決定した」との張り紙が張ってあり、いつ営業を再開するのかは言及していない。翠華は先に取締役と上級幹部に対して2月から30%の減俸を行い、社内に危機管理委員会を設置したという。

富臨酒家は北角の富臨皇宮の売り上げが大幅に落ちたため、3月半ばまで休業となっている。616牛肉火鍋専門店は天后、北角、太子、新蒲崗の4軒の新店舗を暫定的に休業。再開時期については別途告知するとなっている。徐福楼は大衆が火鍋による感染リスクを憂慮しているためとしてグループのすべてのレストランの暫定休業を決定した。香港餐飲連業協会の黄家和・会長は旧正月新年会の予約の80~90%がキャンセルされたことを明らかにし、1月には100軒以上の飲食店が閉業したとみている。

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