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香港―社会

錦織圭、香港オープンで準優勝

「中国銀行・香港・テニスオープン」(12月30日~1月5日/ATP250賞金総額76万6290ドル)にワイルドカード(主催者招待)で出場した錦織圭(元世界ランク4位)は、1回戦でデニス・シャポバロフ(カナダ)、2回戦で第3シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、準々決勝でC・ノリー(イギリス)を下し4強入り。準決勝では対戦相手のシャン・ジュンチェン(中国)が体調不良により途中棄権したため、決勝に進出。

1月5日の決勝ではA・ミュレール(フランス)相手に6-2で第1セットを奪うも、第2セットはギアを上げたミュレールにサーブで主導権を握られ1-6でこのセットを落としてしまう。ファイナルセットは中盤まで互角だったもののブレークを許してしまうと取り戻せず3-6で奪われ、セットカウント1-2で惜しくも逆転負け。

2019年1月「ブリスベン国際」でメドベージェフを下してタイトルを獲得したとき以来6年ぶりのツアー優勝とはならなかったが、ランキング上位の強豪選手を破っての準優勝で復活を印象付けた。6日付のATPランキングによると錦織圭は順位を32上げ74位とし、2年7ヵ月ぶりに「去年の目標としていた」(錦織)トップ100に返りざいた。「トーナメント中は緊張していてよく眠れなかった」と振り返りつつ「この勝利で自信を取り戻したし、全豪オープンでも頑張りたい」と試合後に語った。

(取材:佐野照章)

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