全国新型冠状肺炎疫情専家組の鍾南山・組長はこのほど新華社のインタビューを受けた。
2月3日の香港メディアによると、鍾氏は「現在、全国での新型コロナウイルスの拡散はまだ上昇期にある」と述べた。専門家は今回のウイルス流行が今後10日から約2週間の間にピークを迎えると判断しているが、現在はまだ拡散防止を強化しており、警戒を緩めてはならないと指摘した。
鍾氏は今回のウイルス流行への対応で当初から早期発見、早期隔離が最も有効な方法だとみているが、ウイルス流行が局地的に集中して発生したり、医療資源が不足しているなどの試練に直面している問題を挙げた。中国本土では休暇延長、交通規制、公共の場での体温検査、人が集まるのを減らすよう宣伝、個人の防護知識強化などの措置をより多く取っていることを説明した。
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