特区政府民政事務局は４月１日、３５０万個の「防疫サービスセット」の包装作業が順調に完了したと発表した。同日の香港メディアによると、防疫サービスセットは２日から配付を開始し、１週間以内を目標に速やかに香港の全世帯に配付するとともに１８区各地に配付ステーションを設置して、配付漏れを補う。市民は家で待っているだけで登録は不要、サービスステーションで並ぶ必要もない。包装作業を行ったのは公務員のほか、立法会議員、地域組織、非政府組織（ＮＧＯ）、同郷会組織などから集められたボランティア１万７０００人余り。３５０万個の包装に３日かかるとみられていたが、初日だけで１６０万個包装できたという。低所得層世帯、極狭アパート世帯、独居老人に優先的に配付する。不在で受け取れなかった人は不在配達通知を持って各区の民政事務処に受け取りに行くか、第２階段（４月７～１３日）で１８区に設置される約９０カ所の配付ステーションで受け取ることとなる。
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