新型コロナウイルス肺炎（ＣＯＶＩＤ―１９）流行第４波を受け、特区政府は１２月１７日、「防疫抗疫基金」第４弾を打ち出した。１８日付香港各紙によると、「防疫抗疫基金」第４弾の規模が６４億ドルで、１９項目の措置が盛り込まれた。これまでの「防疫抗疫基金」との違いとしては、今回支援する対象は政府が実施している社交距離措置によって閉鎖させられた施設（業界）に集中し、一部は支援金額が倍増した。中でも最大の支援金額を占めるのが飲食業で、全体の５３％に当たる３４億ドルが充てられる。「防疫抗疫基金」第４弾は２１日に立法会財務委員会で審議され、通過すれば１月中に発給される。規模は第３弾の２４０億ドルに比べて大幅に縮小しているものの、第３弾にはワクチン調達や医院管理局への支援に充てられる１３０億ドルが含まれ、社交距離措置によって閉鎖される施設（業界）への支援金は２８億ドルだった。
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