特区政府は12月4日、「預防及控制疾病規例」(第599章)の下での規定修正を官報に掲載した。同日の香港メディアによると、修正内容は関連規定に違反した場合の罰金を現行の2000ドルから5000ドルに引き上げ、11日から発効する。罰金の引き上げが適用されるのは以下の3つの規定。(1)公共の場で3人以上集まるのを禁止する「預防及控制疾病(禁止群組聚集)規例」(第599G章)(2)公共の場と公共交通機関でマスク着用を義務付ける「預防及控制疾病(佩戴口罩)規例」(第599I章)(3)強制ウイルス検査を要求する「預防及控制疾病(対若干人士強制検測)規例」(第599J章)――。先に見込まれていた罰金1万ドルへの引き上げは避けられたものの、スポークスマンは「政府が巡回と法執行を強化し、規定順守の状況が理想的でない場合はさらに罰則を強化する可能性がある」と強調した。
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