元立法会議員の陳志全氏は5月2日、人民力量の主席を辞任し脱退するとの声明を妹を通じて発表した。同日の香港メディアによると、陳氏は昨年7月半ばの民主派の予備選挙「35+」に参加したことから国家政権転覆を共謀した容疑で起訴され、現在拘留されている。陳氏は声明で、人民力量を脱退するとともに今後は選挙には立候補せず、デモ行進、集会、抗議活動にも二度と参加しないと表明した。人民力量は陳氏の決定を尊重・理解し、すでに離党申請を認めたと発表した。
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