エネルギー価格が上昇する中、特区政府と電力会社２社は１１月９日、来年の電気料金の調整を発表した。１０日付香港各紙によると、電気料金は香港電灯が７％、中華電力が５．８％引き上げられる。特区政府環境局の黄錦星・局長は「世界で燃料価格の上昇が影響しており、ロンドン、ニューヨーク、シンガポールなどでは電気料金が２けた上昇している。さらに２０％も上昇している都市もある」と述べ、政府は両電力会社と基本電気料金は据え置きで、燃料調整費を引き上げることで合意したと発表した。両社平均で１キロワット時当たり１．３ドルとなり、３人世帯の月平均電気料金は現在２７５ドルだが、来年は２０～２４ドル多めに払うことになるという。
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