深セン市に滞在している韓正・副首相は9月18日午後、林鄭月娥・行政長官と会談した。同日の香港メディアによると、国務院香港マカオ弁公室の夏宝竜・主任も会談に出席した。韓副首相は会談で特区政府の法に基づく施政を肯定し、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行の防疫対策、経済回復、市民の困窮緩和などの面で十分な成果を得られたと評価。さらに特区政府が「愛国者治港」の原則を貫徹し、今後続く3つの重大な選挙を法に基づき実施するよう求めた。韓副首相は「中央政府は香港が国際金融センターの地位を強化し、国際イノベーション科学技術センターとなることを断固支援する」と述べた。また前海深港現代サービス業合作区の拡大と機能強化は国家の重大な戦略と指摘し、改革開放をさらなる高みに引き上げ、特区政府が粤港澳大湾区建設の契機を生かして香港独特の優位性を発揮し、中央の支援策を生かし香港と中国本土の相互協力を絶えず深化させるよう求めた。
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