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香港―社会

食物安全リポート、合格率99・9%

特区政府食物安全中心(CFS)は1月29日、香港域内で流通する食物について2020年12月に実施した品質検査の結果を発表、合格率は99.9%に達した。同日付政府公報によると、野菜、果物、穀類、肉、家禽類、水産物、牛乳、乳製品、アイス菓子などのサンプル約1万6000個について、微生物量と農薬、動物用医薬品、着色料、金属、放射能などの含有量を測定。その結果、7個を除きほぼすべてが基準を満たし合格となった。不合格となったサンプル7個のうち、腸粉とデーツ(ナツメヤシの果実)のサンプル1個から基準値を超える防腐剤が検出された。また、冷蔵の子豚の肉1個からは基準値を超える抗菌薬が検出され、ハチミツ1個はショ糖の量が基準値を超えていた。そのほかの不合格サンプルは、ドライマンゴー1個に亜鉛が、サツマイモ1個にカドミニウムが、クレソン1個に農薬が残留していおり、いずれも基準値を超えていたという。香港では政府機関の食物安全中心が定期的に食品の安全基準について検査を行っている。

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