香港の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行が緩和し、5人以上集まるのを禁止するなどの防疫措置が4月28日で期限を迎える。27日の香港メディアによると、特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長はワクチンバブルを基礎として防疫措置を調整し、飲食店の店内飲食の時間を延長し、カラオケなどの営業再開を認めると発表した。ただしワクチン接種の要求に従わねばならず、新措置は29日から開始される。飲食店はABCDの4つのランクを採用し、それぞれ以下の緩和措置が適用される。(A)指定の措置に従わない飲食店は店内飲食は午後6時まで(B)指定の措置に従い、職員が14日ごとにウイルス検査を行い、顧客は「安心出行」を使用または連絡先を記入する場合は店内飲食は午後10時まで、1卓の利用上限は4人(C)職員がワクチンを1回接種すれば店内飲食は午前零時まで、1卓の利用上限は6人。顧客は「安心出行」を使用(D)すべての職員がワクチンを2回接種して14日を経ていれば、店内飲食は午前2時まで、1卓の利用上限は8人。ワクチンを少なくとも1回接種した顧客の専用エリアを設ける――。
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