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香港―政治

香港での双十節イベントは中止

台湾の中央社は、香港の親台湾団体が準備している10月10日の双十節(中華民国の建国記念日)が香港版国家安全法の施行によって圧力を受けており、香港の双十節イベントは基本的に消滅すると報じた。9月23日の香港メディアによると、香港の親台湾団体はもともと今年の双十節を祝うイベント開催を計画し、すでにレストランでの宴会を予約していた。ただし香港版国家安全法に抵触することを避けるため、辛亥革命の名義のみで祝うつもりだった。だがレストランには突然、団体から予約取り消しが通知され、イベントは香港版国家安全法に違反する可能性があると述べていた。台湾の行政院大陸委員会は23日、オンライン記者会見を行い、李麗珍・副主任は「孫文は1911年に起義し、満州族清朝の封建専制を倒し中華民国を建国した革命の過程は香港と密接な関係があるため、香港各界は記念イベントを行っている」と説明。特区政府に対し「歴史的事実を正視し、過度の禁止を行う必要はなく、民衆の言論、集会などの自由の権利を保障すべき」と述べた。

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