政府の専門家顧問で香港中文大学呼吸系統科の許樹昌・教授はこのほど、香港はマカオ・中国本土と出入境を再開する条件に近づいたと表明した。7月4日付香港各紙によると、香港は新型コロナウイルス感染症(COVID―19)変異種ウイルスの脅威にさらされているものの、コミュニティーでの流行は発生していない。このためマカオと本土との出入境はほぼ再開できるが、まず紅茶館酒店の清掃員と香港航空の職員など3件の変異種ウイルス感染例がコミュニティーでの感染をもたらしていないかどうか見極めねばならないと指摘した。
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