中国銀行(香港)は粤港澳大湾区での銀行口座開設サービスをレベルアップした。11月10日付香港各紙によると、中銀香港は中国本土の携帯電話番号以外に香港の携帯電話番号でも香港で本土の口座開設を申請できるようにした。これにより香港市民が粤港澳大湾区で観光、就業、居住する場合の支払いが便利になる。中銀香港は香港で初めて監督管理機関から本土での口座開設サービス提供を認められ、昨年3月からスタートした「開戸易」サービスを通じてすでに10万人余りが本土の口座開設に成功した。今回のサービスレベルアップによって本土の携帯電話番号を持たない香港市民でも香港の携帯電話番号を用いて本土の口座を開設できるようになる。市民は口座開設後に本土の電子サイフと紐付けすることができ、本土での日常的な支払い処理が可能となる。
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