特区政府労工及福利局の羅致光・局長はこのほど公式ブログで香港の貧富の差が依然として深刻であると指摘した。8月9日付香港各紙によると、政府が昨年発表した最新の貧困データでは2019年の貧困人口は149万人で、前年に比べ8万人余り増加。スイス国際経営開発研究所(IMD)が今年発表した「世界競争力年報」では税・福祉を差し引いたデータでジニ係数を計算し、世界64の経済体のうち香港は昨年の60位から48位に上昇。香港の貧富の差は依然として上位3分の1に入っていることが示された。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。