特区政府統計処は11月24日、2020年10月の貿易統計を発表した。同日付政府公報によると、輸出総額は前年同月比1.1%減の3447億ドルだった。輸入総額は同0.6%増の3814億ドルだった。貿易赤字は輸入総額の9.6%に当たる368億ドルだった。地域別統計は、アジア全体への輸出が同2.3%減少した。中でも減少が目立ったのは、タイの同24・0%減、シンガポールの同20.3%減、韓国の同7・6%減、中国本土の同1・4%減だった。しかし、ほかのアジア地域への輸出は増加し、ベトナムは同15.3%、台湾は同13・7%、それぞれ増加した。他地域向けの輸出は全体的に減少。中でも減少が目立ったのが、米国の同3・9%減だった。一方、ドイツは同3.3%増加した。
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