特区政府統計処は12月30日、2024年11月の貿易統計を発表した。同日付政府公報によると、11月の輸出総額は前年同月比2・1%増の3947億ドルだった。輸入総額は同5・7%増の4381億ドルだった。貿易赤字は輸入総額の9・9%に当たる434億ドルだった。11月の地域別統計は、アジア全体への輸出が同3・9%増加した。中でも増加が目立ったのは、シンガポールの同78・4%増、ベトナムの同42・1%増、フィリピンの同39・6%増、中国本土の同3・9%増だった。一方、インドは同28・8%、タイは同7・7%、それぞれ減少した。このほか、他地域向けの輸出は全体的に減少。中でもオランダが同30・2%減、英国が同19・7%減と減少が目立った。一方、今年1~11月では、輸出総額は前年同期比9・1%増、輸入総額は同6・7%増、貿易赤字は輸入総額の7・7%に当たる3451億ドルだった。

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