特区政府統計処は3月26日、2024年2月の貿易統計を発表した。同日付政府公報によると、2月の輸出総額は前年同月比0・8%減の2841億ドルだった。輸入総額は同1・8%減の3257億ドルだった。貿易赤字は輸入総額の12・8%に当たる417億ドルだった。しかし昨年と今年は旧正月の時期が異なることから今年1月と2月の統計は合わせて分析する必要がある。1~2月を合計した輸出総額は前年同期比16・6%増、輸入総額は同9・7%増、貿易赤字は輸入総額の5・4%に当たる381億ドルだった。2月の地域別統計は、アジア全体への輸出が同1・3%減少した。中でも減少が目立ったのは、台湾の同20・3%減、韓国の同19・5%減、ベトナムの同18・7%減、中国本土の同0・6%減だった。その一方、タイは同62・2%、インドは同17・9%、フィリピンは同11・6%、それぞれ増加した。他地域向けの輸出は全体的に増加し、中でも米国が同11・8%増と増加が目立った。その一方、オーストラリアは同36・2%、オランダは同10・9%、いずれも減少した。
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