特区政府統計処は９月２４日、２０２0年８月の貿易統計を発表した。輸出総額は前年同月比２．３％減の３４４５億ドルで、６カ月連続で減少した。輸入総額は同５．７％減の３５９１億ドルだった。貿易赤字は輸入総額の４．１％に当たる１４６億ドルだった。地域別統計は、アジア全体への輸出が同１．８％減少した。中でも減少が目立ったのは、日本の同１９．４％減、シンガポールの同１４．６％減、タイの同１２・５％減、韓国の同９・１％減、中国本土の同１・４％減だった。しかし、ほかのアジア地域への輸出は増加し、インドの同１２・８％増、ベトナムの同１１．５％増が目立った。他地域向けの輸出は全体的に減少。中でも減少が目立ったのが、ドイツの同２４．２％減、米国の同１４・９％減だった。
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