特区政府統計処は４月２７日、２０２１年３月の貿易統計を発表した。同日付政府公報によると、輸出総額は前年同月比２６・４％増の４０９１億ドルだった。輸入総額は同２１・７％増の４３６１億ドルだった。貿易赤字は輸入総額の６・２％に当たる２７０億ドルだった。地域別統計は、アジア全体への輸出が同２７・９％増加した。中でも増加が目立ったのは、台湾の同５１・０％増、インドは同３９・２％増、中国本土の同３１・３％増、韓国の同２９・２％増だった。しかし、シンガポールは同１５・７％、日本は１５・０％、それぞれ減少した。他地域向けの輸出は全体的に増加。中でも増加が目立ったのが米国の同８・２%増だった。政府スポークスマンは、世界的な需要のリバウンドを受け、輸出総額は３月も引き続き増加したと指摘。多くの主要マーケット向けの輸出は顕著に増加し、中でも中国本土向けの増加が目立ったと述べた。
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