特区政府統計処は７月２５日、２０２４年６月の貿易統計を発表した。同日付政府公報によると、６月の輸出総額は前年同月比１０・７％増の３７３５億ドルだった。輸入総額は同９・０％増の４２９２億ドルだった。貿易赤字は輸入総額の１３・０％に当たる５５７億ドルだった。６月の地域別統計は、アジア全体への輸出が同１０・７％増加した。中でも増加が目立ったのは、マレーシアの同３６・３％増、台湾の同３５・３％増、ベトナムの同３２・１％増、タイの同２１・０％増、シンガポールの同１７・９％増、中国本土の同１１・９％増だった。インドは同２３・３％減少した。このほか、他地域向けの輸出は全体的に増加。中でも米国が同４０・６％増、ドイツは同１７・６％増、オランダは同１０・１％増と増加が目立った。一方、今年上半期（１～６月）では、輸出総額は前年同期比１２・２％増、輸入総額は同７・７％増、貿易赤字は輸入総額の６・９％に当たる１６１０億ドルだった。
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