香港総商会の梁兆基・総裁はこのほど『星島日報』のインタビューを受け、今年の香港経済の見通しを示した。１月２５日付同紙によると、梁総裁は「今年上半期は香港にとって最大の試練の時となる。政府の財政支援が徐々に減少し、企業がこれを乗り越えられなければ再び人員削減や倒産が必要となる」と指摘。香港の現在の状況を「仕事に行けない病人」にたとえ、「貯蓄を切り崩して生活を支えねばならない」ことから、政府はこの段階で引き続き支援措置を打ち出すべきと提唱。政府が新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）を治療不可能ながんと判断しない限りは構造的財政赤字にはならないとの見方を示した。
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