特区政府は香港への入境者に対する隔離規制の緩和を検討していることが消息筋情報で明らかになった。6月28日の香港メディアによると、政府が検討しているのは「5+2」の検疫案採用で、香港に到着した入境者は指定検疫ホテルで5日の検疫を受け、さらに2日間は在宅検疫とする。政府はさらにデータを確認し、準備を整えてから緩和措置を実施するという。李家超・次期行政長官は先に本土と海外との出入境再開を積極的に検討していると表明。医務衛生局の盧寵茂・次期局長が就任後に速やかに香港の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行状況を調べ、隔離期間の短縮などを検討することを明らかにした。
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