特区政府は1月18日、香港海洋公園(オーシャンパーク)の入園料無料化と指定施設の有料化について発表した。19日付香港各紙によると、政府は海洋公園の再生案として、将来の位置付けはテーマパークではなくリゾート地に転換する。園内の山のふもと部分は小売り・飲食レジャーエリアとして無料で開放。「パンダ館」「海洋奇観」といった一部施設と新設するキャンプ場とテーマゾーンは外部委託で運営し、アトラクションごとに料金を徴収することで従来のチケット購入による入園方式を廃止する。再生案によってパークの管理面積は半分以下となり、運営コストが縮小できる。 パークのゲートはロープウエー駅と海洋列車駅に移転し、来園者は施設利用を記録するための電子リストバンド着用とQRコードをスキャンして入園する。
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