香港サッカーのトップリーグである「香港超級聯賽(香港プレミアリーグ)」の公式戦で、日本人選手に対する差別的な発言があったとして、リーグ所属チーム「理文」が3月14日、謝罪声明を発表した。同日付香港各紙によると、3月13日に行われた理文と冠忠南区の試合後に騒動が起き、その際に理文所属の余煒廉選手が冠忠南区所属の佐々木周選手に対して人種差別的な発言をしたという。理文は謝罪文の中で、当該選手の言動には相手選手に対する侮辱や人種差別の意図はなかったと強調。当該選手は相手選手へ謝罪し、チーム内部でも処分することを明らかにした。また、プレイヤーとして品位と道徳を重んじ、どんなときでも対戦相手へのリスペクトを欠かさないよう指導していくと述べている。
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