香港での大型国際スポーツイベント再開となったラグビーの香港セブンズが11月4日に開幕した。5日付香港各紙によると、香港セブンズでは防疫措置が各界の焦点となった。衛生署のガイドラインに照らすと、香港到着後3日以内で医学観察が必要な「黄色コード」の者は会場に入って試合を観賞することはできない。だが4日に南アフリカから来た旅客が会場に着いて「安心出行」をスキャンして初めて入場できないことを知ったという。旅客はチケット購入後に何ら注意事項を知らされていないと不満を述べた。特区政府文化体育及旅遊局の楊潤雄・局長は、目下のところ黄色コードで入場できないのは数人に過ぎないため、当局は引き続き状況を観察するとコメントした。会場の大球場では、すべての入場者は青コードのワクチンパスを提示しなければ入場できず、手荷物のセキュリティー検査も行い、観客はペットボトルやアルミ缶を携帯して入場することはできない。入場後に観客席の範囲内で酒類を含めた飲食ができる。だが4日は入場前に並んでいる際にすでにマスクを外して酒類を飲用している観客がいた。
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