７月に開催されるはずが中止となった香港書展（ブックフェア）は１２月に開催されるもようだ。
８月２５日の香港メディアによると、香港貿易発展局（ＨＫＴＤＣ）は同日、ブックフェアの開催期間を１２月１６～２２日の７日間に延期すると発表した。ＨＫＴＤＣがブックフェア出展者に行ったアンケート調査では過半数が新型コロナウイルス肺炎（ＣＯＶＩＤ―１９）流行状況が緩和された場合は年末までにブックフェアを開催することを望んでいると答えた。このためＨＫＴＤＣは１２月の開催を決定。併せて防疫抗疫基金による出展者への出展費用の補助金を保留するため、大部分のブースは無料で出展できることとなる。
ＨＫＴＤＣは開催１カ月前に当たる１１月１６日に実際の状況とリスク評価に基づき予定通り開催するかどうかを精査し、開幕１週間前に当たる１２月９日に最終的な決定を下すという。出展者がブース設営を始める前に開催するかどうかを決定することによって、出展者にとって余計なコストが発生するのを避ける考えだ。
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