香港ペットショー2025が２月６日に開幕し、9日まで香港コンベンション＆エキシビション・センターで開催される。同日の香港メディアによると、今年のペットショーは、出展者数約400社、ブース数1000以上と、規模もブース数も過去最大規模となった。今年は「動物多様性博物館」「国際ペット文化創意流行エリア」と海外展示エリアが初めて設置された。開幕式には、特区政府商務及経済発展局の陳百里・副局長と展覧集団の王楽譜・主席が出席した。陳副局長はスピーチで、この展示会は香港企業にビジネスチャンスを創出し、国際市場への進出の機会を提供し、また小売り、飲食、観光などの関連産業の成長を促進させると述べた。
参加団体「ドッグステーション」の運営責任者シータ氏は、多くの人が海外旅行をしているものの、現地の消費力は依然として強く、同日の最高消費額は約3000ドルで、中国本土からの観光客は全体の約10％から20％を占め、昨年と比べて大きな増加はなかったと述べた。地元の消費者が依然として主力であり、大型パッケージの製品を購入する傾向がある一方で、域外から来た人々は持ち運びやすい小型で価値の高い製品を選ぶ傾向があるという。初めて出展する日本の出展者もいた。ブランド代表のクイニー・ウォンさんは、これまで香港の多くの顧客が日本の展示会に商品を買いに来ていたことがわかったため、今回香港市場に参入することにしたと語った。今回の展示会の商品価格は日本より30％ほど高く、同日も「箱を持ち込んで商品を買う」という顧客もいた。
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