中国本土の出入境管理当局は2月2日、本土住民に対する香港マカオへの観光ビザ発給を停止すると発表した。
同日の香港メディアによると、これは国家移民管理局が微博で発表。出入境管理局はすでに全国の公安機関出入境管理部門に通達を出し、各地で新型コロナウイルス肺炎の拡散防止活動を行っている期間は香港マカオとの間を往来する本土住民に対して臨時の出入境管理措置を取るよう要求している。
通達では旧正月休暇の終了後、全国の公安機関出入境管理部門は本土住民が香港マカオに赴くための観光ビザ(ツアー、個人旅行、深セン市の1週間1回ビザを含む)の申請受理、審査、認可、発給を停止するよう指示。自動ビザ発給機、ネットサービスなどの受理ルートも停止し、再開日時についてはあらためて発表することとなっている。
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